YUCACO(ユカコ)システムの電気代は高い?1年間の実測値を公開【全館空調の光熱費を徹底検証】

【検証】電気代とお金のリポート

「全館空調を導入したいけれど、毎月の電気代が恐ろしい…」

「YUCACOシステムって、家庭用エアコン1台で本当に家中冷暖房できるの?」

そんな不安を解消するために、YUCACOシステムを導入して1年経った我が家のリアルな電気代データをすべて公開します。カタログスペックではない、実際に支払った請求書の数字をもとに、そのコスパを検証しました。

全館空調YUKAKOシステムとは?

YUCACOシステム導入 1年間の電気代総額

我が家の基本スペック紹介

まず、電気代の前提となる我が家の環境をご紹介します。電気代は住んでいる地域や家の性能に大きく左右されるため、ご自身の検討されている条件と比較してみてください。

項目内容
居住地域[東北・寒冷地]
延床面積[32坪]
家族構成[夫婦+子供2人]
断熱性能[UA値 0.28 / C値 0.2]
太陽光発電[ なし ]
エアコン設定温度夏:25度 / 冬:22度(24時間稼働)
オール電化・全館空調の我が家の基本スペック

月別電気代の推移(実測値)

使用量 (kWh)ご請求金額 (円)備考
4月65221,540
5月46817,048
6月35313,482年間最安値
7月39715,182
8月45016,521
9月39714,538
10月40414,157
11月50417,229
12月62920,701
1月97029,819年間最高値
2月91824,242
3月65518,233
合計6,797 kWh222,692 円
平均566.4 kWh18,558 円
2026年3月の記録

我が家(東北寒冷地・延床32坪・高気密高断熱仕様)の年間電気代は、合計で222,692円でした。オール電化、太陽光発電なし、全ての生活光熱費を含んでいます。

月平均に直すと、1ヶ月あたり約18,558円です。

【検証】寒冷地の平均光熱費と比べて「高い」のか?

総務省の家計調査データなどを参考に、寒冷地(東北エリア等)の一般的な戸建て住宅の平均的な光熱費と比較してみました。

項目寒冷地の平均的な戸建て(推定)我が家(YUCACOシステム)
電気代約 180,000円222,692円
ガス代約 60,000円0円(オール電化)
灯油代約 50,000円〜0円(不要)
年間合計約 290,000円〜222,692円

トータルコストは平均より低いということがわかりました。

ただ断熱性能が不十分な築年数の古い住宅、気密性の低い一昔前の木造住宅、光熱費が高くなりがちな賃貸アパート昔の家やアパートののデータも含まれているので、最新の高性能住宅同士で比較すれば差は縮まるかもしれません。

でも夏と冬は24時間冷暖房をつけっぱなしでこの金額なので、個人的には満足しています。

グラフで見る!時間帯別の電気使用量と賢い使い分け

オール電化、全館空調、ソーラーなし、2年分の電気代データ

実際の使用量グラフを見ると、YUCACOシステムの効率性だけでなく、オール電化住宅ならではの「家計に優しい仕組み」が現れています。

「夜間電力」を最大限に活用した省エネ運用

グラフの青色の部分(夜間電力)が、年間を通して一定の割合を占めているのがわかります。 我が家はオール電化のため、料金の安い深夜帯にエコキュートでお湯を沸かしたり、YUCACOの運転を安定させたりしています。

特に電気代がピークとなる1月・2月でも、「高いピーク電力(赤色)」を極力抑え、ベースとなる「夜間電力(青色)」を賢く使うことで、家全体の温度を保ちながらも支払額の急騰を抑えることに成功しています。

季節ごとの「電力消費バランス」の変化

  • 冬場(12月〜2月): 暖房負荷が高まるため、全体の棒グラフが伸びますが、夜間電力を使うことで電気代の総額をコントロールしています。
  • 夏場(7月〜9月): 意外にも使用量は安定しています。YUCACOシステムが少ない電力で効率よく家中を冷やしている証拠です。
  • 中間期(6月・10月): 全体的に使用量が下がり、非常にエコな期間です。特に6月は、前年(折れ線グラフ)と比較しても効率的な運用ができていることが分かります。

前年との比較で見えた「住みこなし」の効果

グラフ上の折れ線(前年の実績)と今年の棒グラフを比較すると、[前年より抑えられている月]があることがわかります。 これは、住んで1年が経ち、YUCACOシステムの設定温度のコツや、夜間電力を意識した家電の使用など、「我が家なりの賢い住みこなし」ができるようになってきた結果だと実感しています。


YUCACOシステムの電気代を抑える「運用テクニック」

実際に5年住んで分かった、電気代を抑えるコツを紹介します。

  1. 設定温度の「ちょこちょこ変更」を避ける 全館空調は、一度一定の温度になれば安定します。外出時にオフにするよりも、[ 冬22度・夏25度 ]などで固定する方が省エネです。
  2. こまめなフィルター清掃 YUCACOの空調室のフィルターは3か月に1度掃除することが推奨されていますが、我が家では月1回清掃して空調効率を上げています。

まとめ:YUCACOシステムで後悔しないために

YUCACOシステムの電気代は、決して「安すぎて驚く」ものではありませんが、「暮らしの質を上げつつ、現実的な光熱費で収まる」優れたシステムです。

  • 家中同じ温度で快適に過ごしたい
  • 各部屋のエアコンをなくしたい
  • 導入費用・ランニングコストを抑えたい

そう考える方にとって、YUCACOは間違いなく有力な選択肢になります。

ただし、電気代は家の断熱性能(UA値)や気密性能(C値)に大きく左右されます。自分の建てる予定の会社が、どれだけの性能を保証しているのか、まずは資料請求やモデルハウスでの宿泊体験で、実際の「暖かさ」と「数値」を確認してみてくださいね。

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