「全館空調の家なら、換気は必要ないし空気清浄機もいらないですよ」
家を建てる時、営業担当の方に言われたことです。高機能なフィルターを通した空気が家中を回っているので、窓を開けるよりも家の中の空気の方が外気よりも常にクリーンだということでした。
確かに花粉症の方にとっては理想的な空間になるのでしょうが、現在わが家には花粉症の人はいません。
しかしわが家の子どもにハウスダストとダニアレルギーが発覚。 さらに、原因を調べるために潜った「屋根裏」で目にしたのは、全館空調の盲点ともいえる衝撃の光景でした。
今回は、アレルギー発覚からわが家が取った対策、そして「全館空調×加湿空気清浄機」の併用がなぜ必要なのかを詳しくお伝えします。
1. 全館空調でも防げなかった「ホコリ」の盲点
きっかけは、子どもの長引く鼻炎と咳でした。 「高性能な換気システムがあるのに、なぜ?」と思い、意を決して普段は見ない屋根裏をチェックしたところ…
そこで見たのは、5年で蓄積された、綿雪のような大量のホコリでした。

全館空調は空気を循環させますが、家の中で発生するホコリ(衣類の繊維や皮膚の破片など)が天井と屋根裏の間にある空間から入り込んでいたのです。
ハウスメーカーに相談したのですが、家の中を循環している空気はフィルターを通しているから問題ないとのこと。それでも屋根裏一面ほこりまみれなのはショックでした。
2. 悩んだ末に「加湿空気清浄機」を導入
システムだけに頼るのは限界がある。そう痛感したわが家は、新たに「加湿空気清浄機」を導入することに決めました。
併用してみて分かった明確なメリットがあります。
① 「床上30cm」のホコリは空気清浄機が得意
全館空調の吸気口は高い位置にあることが多いですが、子どもが過ごす床上近くのホコリを素早く吸い取るのは、やはり据え置き型の空気清浄機が最強です。
② 冬の「超乾燥」への対策
YUCACOシステムの弱点である冬の乾燥。全館加湿は難しいですが、空気清浄機の加湿機能を使えば、寝室など特定の部屋をピンポイントで潤せます。
3. 実際に購入した機種と選んだポイント
数あるメーカーの中からわが家が選んだのは、ダイキンの「MCK505」です。

実は購入前に、パナソニック(ナノイー)とシャープ(プラズマクラスター)の3社で悩みました。それぞれの特徴と、なぜ最終的にダイキンに決めたのか、その理由を解説します。
比較した3メーカーの特徴と迷ったポイント
| メーカー | 特徴的な機能 | 検討した感想 |
| シャープ | プラズマクラスター | 価格が安く、導入しやすい。ただ、「プラズマクラスター発生ユニット」を約2年ごとに交換する必要があり、ランニングコストと手間がかかるのがネックで断念。 |
| パナソニック | ナノイーX | 花粉や有害物質の抑制に強く、デザインもスタイリッシュ。最後まで迷いましたが、多くのモデルが「背面吸気」だったことがわが家の間取りに合いませんでした。 |
| ダイキン | ストリーマ | 独自の「ストリーマ」技術でフィルターに捕らえた菌を分解。さらに、ダイキンはフィルター自体が10年交換不要なモデルが多く、長く使う全館空調の家にはぴったりでした。 |
ダイキン「MCK505」を選んだ決定打は「設置場所」
わが家はそれほど広くないので壁近くに置けるダイキンに決めました。
- シャープ・パナソニックの多く: 背面から空気を吸うため、壁から数センチ〜十数センチ離して置く必要がある。
- ダイキン(MCK505): 前面と横から空気を吸い込む構造。
これにより、壁にピタッと寄せて設置することができました。通路の邪魔にならず、見た目もスッキリ。この「壁際OK」という実用性が、決め手でした。これは実際に家電量販店に行き、店員さんに相談して教えてもらいました。エアドックも気になっていましたが、家電量販店にはおいていなく、価格も高額の為断念しました。
4. ダイキン空気清浄機を導入して
導入後、大きな変化は感じられませんでしたが、アレルギー症状は少なくなったと感じています。また、家族が体調を崩した時もフル稼働していたので、感染は広がりませんでした。
全館空調で乾燥しがちな冬場も、加湿機能のおかげで、子どもが寝る部屋の湿度は常に40〜50%をキープできています。
5. まとめ:家族の健康を守るために
「全館空調だから安心」ではなく、「全館空調だからこそ、届かない場所をケアする」。
これが5年住んでたどり着いた、アレルギー対策です。
もし、お子さんのアレルギーや冬の乾燥で悩んでいるなら、以下のポイントで選んでみてください。
- 安さ重視なら: シャープ(ただしユニット交換の手間あり)
- デザインと除菌力なら: パナソニック
- 壁際に置きたい・フィルター分解力なら: ダイキン
わが家はダイキンを選んでよかったと思っています。全館空調の相棒に、ぜひ検討してみてくださいね。

コメント